お外でひかり電話 第9章 “Gimme Water and…Buffalo?” ルータ(BUFFALO WZR-450HP)の設定
ルータ(BUFFALO WZR-450HP)の設定
(注意:ここまでの設定が全て終わると実質、「お外でひかり電話」が使えるようになります。ですが同時に、asteriskサーバが外部にさらされることになります。不正アクセスはリアルタイムに侵攻してきます。特にサンプル通りの内線番号201などはまるで格好のエサですので注意してください。実験が済んだらすぐに次のセキュリティの設定に移行するか、時間を置くときは一度外部のインターネットからRaspberryPiを切り離してください。RaspberryPiからLANケーブルをぶつっと抜くだけでOKですから。)
機器によって様々な設定方法があったり、名前があったりでつまづきやすい所。
まったく同じ機器ならいいけれども、違う場合はできる限り本質的な部分をつかんでから応用してほしい。
例としてはBUFFALOのWZR-450HPで説明する。
画像を参考に設定してみてほしい。
WEB上の設定画面を開いて
「ゲーム&アプリ」の「ポート変換」を開く。
「ポート変換の新規追加」のところで
グループ欄の「新規追加」→「Asterisk」(ここは何でもいいです。グループを指定しなくても実用上は問題なし)
Internet側IPアドレス欄 → そのままで。
プロトコル → TCP/UDPのところにチェック。
任意のTCP/UDPポートとLAN側ポートの双方 → :5060
LAN側IPアドレス → 192.168.1.2(RaspberryPiのIPアドレスね)
それぞれ入力して、「新規追加」をクリック。設定反映まで何秒か待つ。
同様にUDPの5060番、UDPの4569番、UDPの(範囲指定で)10000から20000番も新規追加する。
4つ設定したあとにはじめて下の方の「ポート変換登録情報」画面のようになる。
ここまでの設定ができたら外部からの電話が手元のスマホに着信するはず。
友達や家族の携帯から家のひかり電話にかけてみて実験してみよう。
なんだか、糸電話で話しているような手作り感がたっぷり。